ニキビとはのページに記載してあるように、ニキビは毛穴へ皮脂がたまりそこに感染を伴うことで生じます。
ですので、
極論すれば毛が少なくなればニキビも少なくなるという理論が生まれます。
この理論に基づき、脱毛レーザーを用いて脱毛することでニキビの治療につなげるという考え方があります。
ですので、基本的な治療はレーザー脱毛と同様です。詳しくは、
レーザー脱毛のページを参照ください。
どんなニキビにレーザーが効くの?
すべてのニキビに適応になるわけではありません。
まず、毛の少ない部位のニキビには効きません。すなわち、おでこ、頬のニキビには適応はほとんどありません。また、もともと毛の薄い女性ではあまり適応になりません。
逆に適応になるのは、
男性のアゴから首のニキビです。とくに、膿を持って白く化膿するようなニキビでは一定の効果があります。
注意を要するのは、脱毛してニキビの改善につなげますので、当然毛は生えなくなります。つまり、結果的にはレーザー脱毛をすることと同等になります。
症例
レーザー治療前(抗生剤の内服と外用で治療中)
レーザー治療前(抗生剤の内服と外用で治療中)
レーザー治療前(抗生剤の内服と外用で治療中)
レーザー治療前(抗生剤の内服と外用で治療中)
レーザー治療後(抗生剤の内服を併用)
レーザー治療後
レーザー治療後
アゴから頚部の毛も少なくなっていることがわかります。
レーザー治療のみで改善するわけではありませんので、付加的な治療と考えてもらう方がよいと思います。
ニキビのレーザー治療の料金(自由診療)
- 健康保険は適応できません。
- 痛みに対して麻酔の外用剤(エムラクリーム)を塗布することができます。ただし、治療の1時間前からクリームを塗布する必要があります。エムラクリームは5gで1,000円が必要です。
- 初診時のみ初診料2,000円がかかります。再診料は治療費に含まれます。
- 照射後の外用剤としてステロイド外用剤を200円でお渡しします。
- 基本的には男性のひげのレーザー脱毛の治療と同額です。しかし、範囲が狭いときにはそれに応じて減額します。