現在のオンライン診療は、
新型コロナウイルス感染により
「時限的・特例的な対応として、令和2年4月10日に発表された事務連絡に基づく診療」です。
つまり、時限立法のようなものです。
従って、
恒久的に提供できる診療ではない可能性がありますので、ご留意ください。
当院でも、コロナウイルス感染症の第2波の時に「電話再診」という形でオンライン診療を開始しました。ただし、電話再診では限界があります。
そのため、この度、
オンライン診療サービスのcuronというアプリを用いて診療を開始しました。
クリックすると、curonのホームページにリンクします。
まず、curonについて知って頂くことからはじめて頂ければと思います。
オンライン診療研修
オンライン診療研修を受講し、修了証を頂きました。
クリックで拡大します。
オンライン診療の注意点
診療は、
curonを用いて行います。
オンライン診療をご希望の方は、まずスマートフォンやタブレットに
curonをインストールして頂く必要があります。
つまり、スマートフォンやタブレットをお持ちでない方はオンライン診療を受けることはできません。
(電話再診は可能です。
ここをご参照ください)
次にcuronの流れについて説明します。
まず、curonをインストールして設定してください。
リンクあるいはQRコードからcuronをインストールしてください。
インストールはできましたか?
インストールが終了したら、curonに設定をお願いします。
詳しい設定の仕方は、次のURLあるいはQRコードからご確認ください。
https://curon.co/home/guide
設定の5番目で
医療機関を登録する必要があります。
当院の登録をお願いします。
当院のcuron施設コードは
「3c0e」です。
あるいは次のQRコードから登録してください。
どうでしょうか。うまくいきましたか?
これで、オンライン診療の準備は終了です。
curonを使用したオンライン診療の流れ
@ 当院で
予約枠を設定していますので、問診を記載して予約枠に予約をお願いします。
A 予約時間になりましたら、
当院からコールします。それまではお待ちください。
B お支払いは
クレジットカードで決済されます。
C 処方箋をご自宅に
郵送します。あらかじめcuronに調剤薬局が登録されていれば、薬局に直接郵送することも可能です。
D 自宅に届いた処方箋を調剤薬局に持って行き、お薬を受け取ってください。薬局によっては宅配サービスをされています。薬局とうまく連携されれば、当院→薬局→自宅に宅配という流れも可能です。
オンライン診療の注意点
@
初診の診察は検討中です。
curonを用いるとビデオ通話で診療ができます。
また、問診の段階で、病変の写真を撮って送付して頂くことができ、ビデオ通話の弱点である画像の荒さを補うことが可能です。
つまり、これらを駆使すれば、初診の診療も可能になると考えています。
ただし、まずは再診患者の診察から開始し、診療になれてから初診の診察に拡大する予定です。
※通達により、
「概ね医療機関と同一の2次医療圏内に生活・就労の拠点を有する患者を対象とすることが望ましい」
とされています。遠方の方(県外など)の初診はできないという解釈になります。
A
当面は再診のみ承ります。
さらに条件があります。
- 当院に受診歴があること。
- 基本的に、以前に診察した内容と同じ疾患あるいは症状を想定しています。別の症状については別途ご相談ください。オンライン診療で可能と判断すれば対応いたします。
- 処方は1ヶ月分に限る。(これまで2ヶ月以上処方しているケースでもオンライン診療では1ヶ月分に限ります。)
- 原則、外用剤の増量はできません。前回と同量での処方となります。
B
自費治療には対応しておりません。
ハイドロキノン、トレチノインクリーム、ビタミンCローションについては院内からの郵送が必要となりますが、常温では品質が保てませんので、郵送はできません。
男性型脱毛症の治療薬(プロペシア、フィナステリド、ザガーロ、デュタステリド、スピロノラクトン)については、今後対応できる予定です。(別途送料がかかります。)
C 診察は
安全かつ
静かなところで、原則お
1人で受けるようにしてください。
例えば、自動車の運転中、電車の中で、喫茶店で、カラオケボックスで、、、など、危険あるいは喧騒のなかでの診察はお断りします。
お子様の診察で保護者が同席、高齢者の診察で家族が同席、訪問看護師が同席、介護スタッフが同席などは認められております。
D オンライン診療が不適と判断したときには対面診療をお願いします。
オンライン診療で症状が改善しないなど、オンラインでの診療が限界と判断したときには、速やかに対面診療に移行することに同意してください。
オンライン診療の費用
通常の対面診療とオンライン診療の費用の対比を示します。(再診の場合のみ)
|
|
対面診療 |
オンライン診療 |
保険診療 |
再診料 |
730円 |
730円 |
処方せん料 |
680円 |
680円 |
外来管理加算 |
520円 |
--- |
自費診療 |
保健外併用療養費 |
--- |
550円 |
処方箋の郵送代 |
|
84円 |
アプリ使用料 |
|
330円 |
|
計 |
1,930円 |
2,374円 |
支払い額 |
3割負担の方 |
580円 |
1,394円 |
負担なしの方 |
0円 |
964円 |
金額は令和2年11月23日現在のものです。多少の誤差が発生する可能性があります。
オンライン診療では、
保健外併用療養費、処方箋の郵送代、アプリ使用量が別途必要となります。
そして、
これらは保険診療外(自費診療)ですので、通常
自己負担のない方でも支払が必要となります。
すべてクレジットカード決済です。当院で直接お支払いになる必要はありません。
オンライン診療の時間
当面は、通常診察後に予約枠を設定しますが、今後オンライン診療の希望が増えましたら、午前中にも予約枠を検討したいと思います。
オンラインの診療時間 |
19:30-20:00 |
火、木、金曜日のみです。月、水、土、日、祝祭日には診療しません。 |
予約枠を設定していますので、各自がcuronで予約をお取りください。 |
順番にコールしますので、この間のいつ頃コールするかはわかりません。 |
必ず、curonに出ることが可能な体制でお待ち頂くようにお願いします。 |
診療が長引いたときには、予定時間以降にコールすることがあります。 |