「壮年期脱毛」「わかはげ」とも言われ、いわゆる男性の薄毛、ハゲのことです。円形脱毛症とは異なる疾患です。
頭髪量と髪型は、その人の第一印象を決める大きな因子ですので、AGAは男性にとって重要かつデリケートな問題といえます。そして頭髪に悩む男性は約800万人にのぼるとされています。
プロペシアによるAGAの治療
AGAは、男性ホルモン(テストステロン)から合成されるDHT(ジヒドロテストステロン)により誘発されます。このDHTの産生を抑える脱毛治療薬が2005年12月に認可されました。
この薬(プロペシア)を毎日1錠飲み続け、まず6ヶ月で効果を判定します。1年続けた場合、58%の方でゆるやかに頭髪が増えてきます。また40%の方で薄毛の悪化が止まります。
3年続けた場合、78%の方で頭髪が増えてきます。有効率は98%ですので効果のある薬と認識されています。 プロペシア治療には、育毛剤その他の併用治療は必要ないと考えられています。
性機能(インポテンツなど)あるいは心血管系に対する重大な副作用の報告はありません。稀に(0.1%以下)肝機能障害がありますので、肝臓の調子の悪い方はあらかじめ申し出て下さい。
この治療は自費治療になります。 当院では、1ヶ月分28錠を8000円で処方しております。再診料はこの金額に含まれます。初診時のみ、初診料2000円が別途必要です。
# 初診時には 初診料が別途2,000円が必要です。再診料は必要ありません。